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一回り

昨年の夏祭りから
我が家にいたカブトムシのオスとメス。
四か月も生きて、赤ちゃんを産み、冬を越し
土の中に潜っていた幼虫が
同じように夏の時期に出てきました。
ついに。
毎日虫たちの部屋の掃除と餌やりを頑張って
長期に家を空ける時は、ケースも一緒に持っていた。

何日かずらしながら、まずは、オス、そしてメス。
そして少し弱っている感じのオス、またオス。
8匹いた幼虫の半分が出てきました。
全部は飼えないので、(クワガタも何匹もいる)
一匹オスを残して、他は森へ帰そうという話になった。


一番元気で一番強そうなものを残したら?と私が言ったら
長男は、
強かったら、森の中でも生きていけるけど
小さい体のはもしかして戦いに負けて死ぬかもしれない。
そうしたらお墓を作ってやれないから、
と、強そうなのを森へ、少し小ぶりなものを家に残すことにした。

一匹弱っている感じのオスはどうしようか、と長男に尋ねたら、
いま森へ出したらすぐ死ぬから嫌だ。
最期まで看取りたいから残す。
と、言った。
その言葉は、どうしようかなーという感じではなく、
自分の意見としての強い意志を感じた。


目の前にいる生き物が、
結婚して出産して、死んで、
腐葉土などを混ぜて作った布団で赤ちゃんを寝かせて
そうして寒い冬を乗り越え、次の夏になって
生まれた。

一周回った。
生きるということは直線ではなく
円を描くように、ぐるりと回っていく。
始まれば終わりが来るが、
終わりは次の始まりだ。





| 森脇智美日記 | 15:21 |