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ぶら下がる

製陶所の周りで水遊びしていたのが
懐かしい。
今は歩く先々に落ち葉が増え
カサカサという音が聞こえてくる。

二学期が始まり慌ただしい日々が過ぎていく。
次男が学校へ行くときは
私も行かなければいけないので
子どもたちが休んでいるときのほうが
ホッとゆっくり出来ているという状態です。

学校帰りに製陶所に寄ると、子どもは
大声で叫んで、走って、飛び回る。
今は私も同じ。
大声で笑って、のろいが走って
得意ではないのに、足場の棒にぶら下がる。


| 森脇智美日記 | 15:21 |
出し合って

みんなが一緒でなくてもいい。
みんなが一緒という重圧が子どもを苦しめる
ように思う。
一緒でなくても、各々の違いこそが
新しい価値を生む。
各々の役割が、きっとどこかにある。
各々が違うからこそ、手を取り合って
力を出し合って、知恵を出し合って
前へ進める。
各々の個体の違いこそが
その違いを認め合うことこそが
大きな一歩を生むように思う。
| 森脇智美日記 | 18:18 |
ああそうか。

この数か月、
次男の体調が安定していて
発作用の薬を飲むことなく過ごしている。
その次男はとにかく一日中よくしゃべる。
大きな声でしゃべり続ける。
息が続く限り。

ああそうか。
今までは息が苦しくて、
話し続けることが出来なかったんだ。
大きな声を出せばすぐに呼吸が苦しくなる。
泣き叫べばすぐにヒイヒイなる。
汗をかけばまた苦しくなる。
真夜中の、朝方の突然の発作で続く寝不足。
薬でつないで、過ごした日々。
思いのままに話すことが出来なかったんだな。

ああそうか。
本当はもっと話したかったし
大笑いだってしたかったんだろう。
息が苦しくて黙っていたんだろう。
やりたいことを中断せずやりきることが
出来なかった。
数日ぶりに外出できると、
遊び始めた途端に息が苦しくなって
我慢して室内に戻っていた。
ほんのちょっとしたことが、本当にちょっとしたことが
出来なくて次男は悔しくて泣いていた。
しかし泣くと苦しくなるので、泣くのも我慢していた。


寝入った長男や娘を見ると
どんなに成長するのかな、どんな大人になっていくのだろうと
親ならば誰でも感じる思いがあるのだが、
次男を見ると、
とにかく生きなさいよ、と思う。
今を、とにかく、生きなさいよ、と思う。
明日も同じように抱きしめさせてよ、と思う。

だから、今
体調が安定していることが嬉しい。
次男に対して、
大きい声でうるさいよ、と注意しながらも、
嬉しい。
ありがとう。




| 森脇智美日記 | 15:04 |
本気
ニセモノのかっこいい言葉は
文字だけがふわふわ飛んで
あっちこっちへ舞い上がって
ああどこ行った?なんてことになる。
だから子どもはそんな言葉を耳にしても
心にとどめることはない。
子どもは瞬間で分かるんだ、きっと。
この大人が本気かどうか。
この言葉が本気かどうか。
| 森脇智美日記 | 12:06 |
ぶつかって

若い間に何をするかを考えた時に
自分が好きなことは何か
自分が苦手なことは何か
そういうことに気付けばいいなと思う。
好きなことがもう見つかっているのであれば
親として打ち込める時間を作ってやりたいと思う。
挑戦してみる時間も、失敗する時間も
考える時間も必要。
あれもこれもすべてをできる人間はいないし
あれもこれもすべてをする必要もない。
ぶつかる時間もいるし
ぶつかって跳ね飛ばされる時間もいる。

子どもたちは時間が無さすぎる。
「学ぶ」時間を確保したうえで、
各々で何かに取り組む時間が必要な気がする。


| 森脇智美日記 | 16:58 |
表現する者

脆く崩れそうなくらい繊細で
自身を信じる力と不安の領域を行き来する。
何かを表現する人は
表現したいという気持ちは無く
ただひたすらに目の前の自分の心と向き合い
ひたすらに進んでいく。
うんと広い範囲を見つめている時もあれば
うんと狭い針の先くらいの点を見つめている時もある。
視点が行き来する。
精神が震え続け止まることはない。
良い方向へも悪い方向へも
ほんのかすかな出来事であっても
心を保つことに時間をかける。
そのかける時間が大切だと思う。
| 森脇智美日記 | 17:13 |
笑い声が聞こえて
笑顔がみえて
私は体勢を戻しお皿洗いをつづける。
そして急にこわくなってもう一度後ろを見る。
生きてるか、と
確認するように再度顔を見る。
次男が積み重ねる「いま」は、ほんの一瞬で止まってしまう
のではないか、と。
何かがささやく。
何かが私の肩をたたく。
私に何度も確認させるのだ。

私の見つめる先にある命が
当たり前ではない。
私ができることがあるならば
それを、次の瞬間につなげること。
それを、少し先の時間につなげること。
それを、次の日につなげること。

真っすぐ見つめたい。
この温もりが消えてしまわないよう
いつでも私は振り返る。
もうそういう癖みたいなものが
私に沁みついてしまっているのだ。
| 森脇智美日記 | 19:53 |
無い

今までのことをすべて実行しようとすると
確実に無理になる。
だから、何が大切かと優先順位をつけて
考えて動かないといけない。
今まで通り、も無いし
これが終わったら、も無い。


| 森脇智美日記 | 19:45 |
思うこと

不安や心配で押しつぶされそうな
大人たちを
子どもは無邪気に、そして真剣に、
そばに居てくれる。

我が家は二月末ごろから学校、保育園を
ずっと休んでいます。
喘息の病気がある次男が居るので
休校の指示がある前から家族で話し合い
休むことにしました。
自宅での家庭学習を続けています。
一緒に雲の観察をしたり絵を描いたり、
教科書を用いた勉強をしています。
学校へはいっていませんが
いま出来ることをしようと。

批判することより怒ることより
様々な人が様々な考えを用いて協力する時だと思います。
親の不満は学校へ先生へいきますが、
知恵を出し合い、親と学校は協力して
子ども達の命と学びのために考える時です。
元に戻るということはなく、
新しい考えや行動、生活、形を作っていくために。
自分の役割が何なのかと真剣に考える時。
まずは自分のそばの人に目を向け、
大切にしていくことは何かを考え、
大切なものを抱きしめたいと私は思います。

子どもは何かしら今の状況を受け入れ
覚悟を決めているような気がします。
不安や心配が消えることはありませんが
それも含めて、今日の一日を一緒にやっていこうよと
今日の一日、命があることに感謝し、
今日の一日、大切な人と繋がっていることを
ありがとうと素直に思おうと思います。




| 森脇智美日記 | 17:35 |
かなしみ
いまはないてないけど
いまのまえ
ないとったでしょ?
ないとるってことは
か・な・し・み!!
かなしみで
あふれとるってこと!


(きょうだいげんか にて・・・娘5さい)
| 森脇智美日記 | 20:03 |
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